ダヴトオール外相、シリア首脳と地域問題について意見交換
2010年03月07日付 Zaman 紙

アフメト・ダヴトオール外務大臣がシリアを訪問し、バッシャール・アル=アサド大統領、ワーリド・アル=ムアッリム外務大臣、そしてハサン・アル=トゥルクマニ副大統領補と二国間及び地域問題について意見交換を行った。

ダヴトオール大臣は、シリア-イスラエル間とイスラエル-パレスチナ間の関係をはじめ、幅広いテーマに関する話し合いを本会談で行ったこと、これらの国家間において続けられる国交問題(交渉)が、永続的かつ公正で、積極的な平和を実現させる形で行われる方向で合意に至ったことを記者団に明らかにした。

イラク選挙に関しても両国の意見が交わされたとした同大臣は、イラクにとって(選挙が行われた日が)歴史的な一日になったと表現し、この選挙がイラク国民にとって良いものとなるよう願っていることを伝えたと話した。

ダヴトオール大臣はレバノン-シリアの国家関係に加え、イランの核問題、またシリア-アメリカ合衆国間、シリアと西洋諸国の関係における最近の進展についても話し合ったことを述べた。そして、「トルコとシリアの間でもう通常の出来事となった話し合いをさらに進めたことになりました。あらゆる問題を取り上げることは、我々にとってもう普通のことになりました」と付け加えた。

昨年12月にダマスカスで行われた国家間高等協力会議において調印された合意の現況を話し合ったとし、今年 2010年の夏に各国の大臣たちが参加する会議が、昨年同様にシリアで開かれると明らかにした。

アサド大統領をトルコに招致する意向を伝えたと見られるダヴトオール外務大臣は、同大統領が今年の10月か11月にトルコを訪問する予定になっていると述べた。

入手した情報によると、ダヴトオール大臣はトゥルクマニ副大統領補と、二国間の新しい共同分野を築く方向で意見交換を行ったという。
会談では、エネルギー問題、両国の国交通路、空港建設、そして発電所建設のようなテーマにおいても二国間の協力関係を発展させていくことが話し合われた。また、トゥルクマニ副大統領補は二国間の内政問題においても共同作業を行うことを望んだという。

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( 翻訳者:西山愛実 )
( 記事ID:18631 )