■ サウジ人女性、銀行に1600億ドルの預金
2009年12月11日付アル＝ハヤート紙（イギリス）HP１面
【ホバル：ラフマ・ズィヤーブ】
銀行に「眠っている」サウジ人女性の預金は、2007年から2008年の間に68パーセントの大幅な増加を遂げ、1100億ドル（4120億リヤール）から1600億ドル（6000億リヤール）に増えた。
クウェート人経済専門家で実業家のサファー・アル＝ハーシム氏によると、クウェート人女性はサウジ人女性に次いで2位の750億ドル、続いてアラブ首長国連邦の女性は550億ドルである。
ハーシム氏は、シャルキーヤ商工会議所主催のフォーラム「2009金融・銀行部門における女性実業家の可能性の確立」で、「サウジ人女性は、銀行口座に推計110億ドルの財産を所有している。同様に、家族経営企業の40パーセント、証券取引口座の3分の1、サウジ投資信託の資本金の20パーセントを所有している」と明らかにした。
フォーラムの議論では、経済活動へのサウジ人女性の貢献・参加率は17.6パーセントで、湾外諸国の中では最も低いことが明らかとなった。同様に、経済活動へのアラブ人女性の参加率は未だに世界で最も低く、33.3パーセントを上回らない。
本会議で発表された湾岸研究センターの調査によると、サウジの女性実業家は企業1500社を所有し、同国内で登録されている企業数全体の3.4パーセントを構成する。
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（ 翻訳者:青山沙枝 ）
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