警察、教師を殺害した人物を大衆のリンチから救う
2010年03月14日付 Zaman 紙

アルダハンのギョレ郡で保育士サアデット・ウスルを肉切り包丁で殺した殺人犯のヤルチュン・アルガン(42)は、逮捕され、アルダハン刑務所に収監された。人々は、アルダハン刑務所への移送の際に容疑者をリンチしようとした。

容疑者は、検察への供述において、イスタンブルで保育士と恋愛関係にあったと話した。ウスルが婚約したことを聞き、怒りでこのような殺人に及んだと述べた容疑者は、「彼女をとても愛していた。イスタンブルで一時期私達は付き合っていた。その後私から離れていった。アルダハンに異動したと聞いた。彼女を追いかけてギョレ郡までやってきた。そこで彼女を探した。家を特定し、朝、仕事に向かう彼女のところに行った。彼女なしでは生きていけないと伝えた。彼女は、私の話を聞いてくれず、拒絶した。それ以前に婚約したことを聞いていた。その怒りから、持っていた刃物で殺した。今となってはとても後悔している」

同郡の人々は、アルダハン刑務所に移送される途中の容疑者をリンチしようとした。ギョレオルトゥ通りに集まった市民は、容疑者の乗せられたパトカーの後ろから追いかけて殺人犯をリンチしようとした。警察は、怒った市民をどうにかなだめた。集まった市民を遠ざけるために頻繁に発砲した。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:18694 )