サカリヤのサパンジャ郡の山荘で暮らしていたイスマイル・アー教団指導者マフムト・ウスタオスマンオールは、昨日(3月16日)イスタンブルへ戻った。その際にセルディヴァン郡で信者たちとの集会を行なった。市場の場所を使い、男女別々の場所に分かれて行われたこの集会には約4000人もの聴衆が集まった。
サカリヤで初めて屋外で行われた教団集会は、昨日(3月16日)セルディヴァン郡の蚤の市として知られている市場の場を借り、実施されたものだった。
集会の数時間前から集まって来ていた信者たちのため、機動部隊も待機していた。集会の前には、鍋一杯のピラフが振舞われた。信者たちも、自分たち専用の無線を用い、マフムト・ウスタオスマンオールのために敷かれた赤絨毯の周りで警護する姿が見受けられた。
現場に高級ジープで乗り付けたイスマイル・アー教団の指導者は、祈願の声に包まれながら、車いすへと移され、壇上に上げられた。壇上で4000人もの聴衆に向け、短い演説を行ったマフムト・ウスタオスマンオールは教団員のために祈りを捧げた後、少ししてから現場から立ち去った。
長い間、健康上の問題を抱えていたマフムト・ウスタオスマンオールが信者の前に姿を現したことで、信者たちは熱烈に彼を迎える一方、その様子を教団員が携帯電話のカメラで撮影し、演説を録画していた。
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( 翻訳者:智原幸穂 )
( 記事ID:18715 )