少女は妊娠、「夫」は逮捕―結婚年齢以下の違法「結婚」あとをたたず
2010年03月24日付 Radikal 紙
強制的に結婚させられた16歳の少女2名の悲劇は、妊娠し病院へと連れられたことにより明らかとなった。ハッラン郡のウズンヨル村に住む16歳のK・Eは、突然不調を訴え、近親者によりハッラン国立病院へと連れられた。病院で行われた検査によりこの若い少女が妊娠2か月であると明らかになったことを受け、この事実は治安当局へと通報された。これを受け調査を始めた軍警察は、この若い少女が7か月前に親戚であるM・Öと強制的に「結婚させられた」ことを明らかにした。村を訪れた軍警察隊は、この若い少女と婚礼をせずに同棲していたM・Öを拘束した。
第二の事件は一昨日日中にハッラン郡のチャーバシュ村で発生した。近親者により、吐き気と衰弱を訴え病院へと連れられた16歳のZ・Çは、行われた診察により妊娠2か月であると判明した。少女が18歳未満であるために病院により事態は再び治安当局へと通報された。病院を訪れ若い少女と近親者らに事情聴取を行った軍警察は、妊娠2か月のZ・Çが1年前親戚で24歳のS・Sと強制的に結婚させられたと特定した。これを受け軍警察は、少女を近親者へと引き渡した上で、同棲していたS・Sを拘束した。郡の警察隊により事情聴取をされたM・ÖとS・Sは、処理の完了後、「未成年と性的関係をもった」罪により逮捕された。
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:18761 )