今年イランでは、250億通ものショート・メールが行き交った。この数字は、昨年比で20％増である。
〔友人への〕記憶の証拠として、イラン人が祝いのメッセージに“ショート・メール”を使い始めてから、すでにしばらくとなる。いずれにせよ、今年のノウルーズの祝いとして送ったものの、届かなかった、または遅れて届いたショート・メールについてはさておくこととしても、イランの携帯電話事業者2社の発表によると、エスファンド月29日〔西暦2010年3月20日〕と1389年ファルヴァルディーン月1日〔西暦2010年3月21日〕の両日、「第一携帯」と「イラン・セル」の利用者がそれぞれ36時間、及び24時間の間に送信したショート・メールの数は、合わせて5億3千万通に達したという。当然、この数字には〔プリペード式携帯電話の〕「ターリヤー」は含まれていない。
〔「第一携帯」を運営する〕「イラン通信社」代表取締役であるヴァヒード・サドゥーギー氏によると、1388年〔西暦2009年3月21日から2010年3月20日〕に送信されたショート・メールの数は250億通以上で、この数字は昨年と比べて、20％増であったという。
〔中略〕
以前伝えられたところでは、一日平均で4000万から4500万通のショート・メールが〔イラン通信社の親会社である〕「イラン電信電話」から送信されているという。ペルシア語のショート・メール1通につき9トマーン〔約1円〕の料金が発生することを考えると、このショート・メール事業によって得られる「イラン電信電話」の収入は、平均して1日4億500万トマーン（約4050万円）となる計算である。
〔後略〕
関連記事（国内のショートメッセージ送信記録、塗り替えられる）
原文をPDFファイルで見る
（ 翻訳者:渡部智士 ）
（ 記事ID:18824 )