訪米のエルドアン首相、サルキシアン・アルメニア大統領と会談
2010年04月12日付 Radikal 紙

トルコのエルドアン首相とアルメニアのサルキシアン大統領の間で一時間半の会談が行われた。

核安全保障サミットに参加するためにワシントンにいたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相とアルメニアのセルジ・サルキシアン大統領との間で会談が行われた。

ワシントンのコンベンションセンターで実現した一時間半の会談にはアフメト・ダヴトオール外務大臣とフェリドゥン・スィニルリオール首相特使も参加した。

エルドアン首相はフェリドゥン・スィニルリオール首相特使と共にアルメニア政府に書簡を送った。会談にはアルメニア側からもエドワルド・ナルバンジャン外務大臣と大統領府のビゲン・サルキシアン副長官が参加した。会談の前にエルドアン首相とサルキシアン大統領は記者たちへ向けて、握手をするポーズをした。

■努力は続けられる

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とアルメニアのセルジ・サルキシアン大統領の会談では、エルドアン首相の送った書簡が細かい点まで検討されたことが分かった。会談では、両国の外務大臣が問題に対する取り組みを続けていくことで一致したことが明らかになった。

■エルドアン首相の予定には何があるのか

トルコ政府はスイスで調印された合意文書を支持しており、アルメニアが目に見える一歩を踏み出すことを期待している。さらに会談では、第三国が(両国間の問題に)介入しないことを求めていくことが話し合われた。エルドアン首相は核安全保障サミットでアルメニアとアゼルバイジャン間のナゴルノ・カラバフ問題の解決のための努力を望むものとみられていた。

エルドアン首相は、ワシントンで二国間会談を行うことになっており、今日大学で行う講演でサルキシアン大統領との会談の内容について発言することが期待されている。

■オバマ大統領とは火曜日に

エルドアン首相がアメリカのオバマ大統領と会談する日付が明らかになった。エルドアン首相とオバマ大統領は4月13日火曜日に会談する。この会談の時間や、エルドアン首相とオバマ大統領、サルキシアン大統領の三者会談が実現するかどうかはまだ明らかではない。

アメリカの国家安全保障会議のベン・ローズ副補佐官が二国間会談について会見を行う一方、核安全保障サミットは今夜から始まる。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:18871 )