大学入試一次試験(YGS)の成績上位者、発表
2010年04月30日付 Milliyet 紙

大学入試一次試験(YGS)でトルコ一位となったギュナイ・ヨルジュさんがイスタンブル大学ジェッラーパシャ医学部英語学科に在籍していることが明らかになった。昨年、緊張のせいで一位になれなかったヨルジュさんは、一位になるために試験を受けたという。

大学入試一次試験(YGS)で、コンヤ・メラム理科系高校出身のアイシェヌル・シャムさんとイスタンブル私立ウスキュダル理科系高校出身のギュナイ・ヨルジュさんが一位の座を分け合った。YGSの結果を発表するために、高等教育機構(YÖK)で会見を開いた大学入試センター(ÖSYM)長のウナル・ヤルマアン氏は、試験における成績上位者を明らかにした。ヤルマアン氏の発表によれば、コンヤ・メラム理科系高校出身のアイシェヌル・シャムさんとイスタンブル私立ウスキュダル理科系高校出身のギュナイ・ヨルジュさんが498.761点で一位の座を分け合った。試験では、イスタンブル私立チャー・ファティフ理科系高校出身のフルカン・チャウル・トプさんが3位、アダナ理科系高校出身のケマル・サルさんが4位、イズミル理科系高校出身のアルマン・ウズデミルさんが5位、コンヤ・メラム理科系高校出身のメフメト・ヌリ・アクンジュさんが6位、コンヤ・メラム理科系高校出身のベキル・トクさんが7位、アンカラ理科系高校出身のキャーミル・チャルシュカンさんが8位、コンヤ私立ディルタシュ・アナドル高校出身のジェレン・ウルエルさんが9位、アンカラ私立サマンヨル理科系高校出身のムジャヒト・ユルドゥズさんが10位となった。試験での全員の点数の平均が一番高い県は、ヤロヴァだった。ヤロヴァの後にカイセリ、アイドゥン、カラマン、デニズリが続いた。

■一位になるために試験を受け、一位になった
昨年受けた大学入試試験でトルコで16位になり、ジェッラーパシャ医学部英語学科に在籍しているギュナイ・ヨルジュさんは、今年のYGSで3,4,5の部門でトルコ一位となった。
大学を変えることは考えておらず、一位になるために試験を受けたと述べる18歳のギュナイ・ヨルジュさんは、「一位になることは自分に対する約束でした。夢見ていた大学で学んでいます。今年の試験に対しては特別に準備はしませんでした。試験を受ける生徒たちに勉強を教えながら、昔の知識を思い出しました」と述べた。
緊張を感じなかったから成功したと述べるヨルジュさんは、「今学んでいる学部は、夢見ていた学部です。それを変えることはしません。去年トルコで16位になりました。一番苦戦したのは地理でした。3つ間違いました。そのうちの2つは地理で、もう一つは理科の問題でした。試験が終わったときは上位になるなんて考えていませんでした。しかし、問題を見直したとき、上位に入ることを確信しました」と述べた。

■成功の秘訣は勉強すること
YGSで、イスタンブル私立ウスキュダル理科系高校出身のギュナイ・ヨルジュさんと共に一位になったアイシェヌル・シャムさんは、「成功の秘訣は勉強し、信じ、信頼することです」と述べた。
実家のコンヤのベイシェヒル郡にあるサバフ予備校の支部で開かれた会合で、父親のアフメト・シャンさんと共に新聞記者らの質問に答えたアイシェヌル・シャムさんは、大変嬉しいと述べた。
ベイシェヒルの私立小学校を卒業した後、サバフ予備校に登録し、一生懸命勉強し、試験に向けて準備をしたと述べるシャムさんは、「成功の秘訣は勉強すること、信じること、信頼することです。医学を勉強すること、医者になることが夢でした。今、この夢を現実のものとすることができるということになり、とても嬉しいです。家族をはじめとして、応援してくれたみなさんに感謝しています」と述べた。
ベイシェヒル高校で生物の教師をしている父親のアフメト・シャムさんは、娘を誇りに思っていると述べた。
結果の発表で家族が大変喜んだと述べる父親のシャムさんは、「大変誇りに思っている。支援してくれた皆さん、とくに学校と予備校の先生たちに大変感謝しています」と述べた。
2人の娘と1人の息子の父親であるシャムさんは、以前にも、もう一人の娘がいい点数を取り、希望の大学に合格したと述べた。

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( 翻訳者:小松裕美子 )
( 記事ID:19003 )