コジャエリで2車両衝突の列車事故、32名負傷
2010年05月06日付 Yeni Safak 紙


これまでに入った情報によると、コジャエリでの列車衝突事故により32名が負傷し、うち4人は重体であるという。

■コジャエリでの2車両衝突の列車事故により32名が負傷した。

情報によると、アダパザル‐イスタンブル間を運行していたアダパザル急行11621号の最後尾車両が19時40分に脱線し、反対方向から来たイスタンブル発アダパザル行きのアダパザル急行11620号が、脱線車両に衝突した。20名の乗客のうち18名がセカ国立病院へ、2名がコジャエリ国立病院へ搬送された。負傷者のうち4名は重体である。

コジャエリのギョクハン・ソゼル知事は、2車両の衝突事故により32名が負傷したと発表した。さらに知事は会見で、セカ公園付近で発生した事故で負傷した32名は市内の各病院に搬送されたと述べた。また負傷者の中に妊婦がいたことを述べ、事故現場では作業が継続中であると話した。現場では消防と医療のチームによる作業が続いており、警察は立ち入り禁止ゾーンを設置した。

■カラマントルコ国営鉄道局長:死者はいないが、負傷者はいる

トルコ国営鉄道のスレイマン・カラマン局長は、コジャエリで発生した2車両衝突事故において、死者は出なかったものの負傷者は出てしまったと述べた。カラマン局長は、アブドゥッラー・ギュル大統領とともに訪問したエスキシェヒルで、列車事故に関する質問に応対した。

局長は、事故に関する調査はまだ何も行っておらず、担当者から情報を得るために尽力していると述べた。また、くわしい情報を得たのちに記者会見すると述べた。事故による死者の有無に関する質問には、「死者は出なかったが、負傷者はある」と述べた。

カラマン局長は、事故の発生状況についての質問には、「列車の後方車両が脱線し、反対方向から来た列車がそれに衝突した」と回答した。スレイマン・カラマン局長は、ギュル大統領から許可がもらえたら事故現場へ向かう予定であると述べた。

■首相はユルドゥルム交通大臣から情報入手

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、コジャエリでの列車事故に関してビナリ・ユルドゥルム交通大臣と面会した。トルコ大国民議会で憲法改正に関する作業を続けていた首相は、ユルドゥルム交通大臣から事故についてブリーフィングを受けた。

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( 翻訳者:大門志織 )
( 記事ID:19046 )