アクダマルでの儀式、一週間延期
2010年05月16日付 Radikal 紙

ワン県のアクダマル島にあるアクダマル教会では、アルメニア人が行う初の儀式が、国民投票のため2010年9月19日に延期となった。

ワン―憲法改正法案に関する国民投票が行われる2010年9月12日にアクダマル教会で行われる予定であったアルメニア人の初の儀式が9月19日に延期となった。ミュニル・カラオール・ワン県知事の会見が行った会見後に決定した。
トルコ・アルメニア総主教座教役者会議代表の大主教アラム・アテシヤンと会見したカラオール知事は、アルメニア人コミュニティーがこの提案を前向きに受け止め、アクダマル教会での初の儀式が2010年9月19日に行われることとなったと話した。

文化観光省とワン県庁の働きかけの結果、2010年9月12日にワン県のアクダマル島にあるアクダマル教会でアルメニア人が初の儀式を行う予定であったが、国民投票が同日に行われることとなったため危うくなった。これを受けて行動を起こしたミュニル・カラオール知事は、国民投票の日が決まるとトルコ・アルメニア総主教座教役者会議代表の大主教アラム・アテシヤンに電話した。カラオール知事はバシュピスコポス・アテシヤンに以前から儀式が計画されていた9月12日に国民投票あること、アルメニア系トルコ国民が投票できない恐れがあることを伝えた。そして、コミュニティーに問題が起きないなら、儀式を1週間ずらした9月19日に行うよう提案した。教役者会議代表のアテシヤンは儀式の実行が困難ならば1週間後に延期しても問題はないと話し、9月19日は彼らにとって都合がいいであろうと述べた。カラオール知事はアテシヤンの理解ある態度に感謝し、準備をもう一度見直すと伝えた。

アクダマル教会での儀式が1週間延期されたあと、今からホテルへの予約が2010年9月19日に合わせて変更されることが明らかになった。

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( 翻訳者:百合野愛 )
( 記事ID:19133 )