テロリスト5名の処刑について、テヘラン検事長が説明
2010年05月16日付 Jam-e Jam 紙

 テヘラン一般・革命検察のアッバース・ジャアファリー=ドウラトアーバーディー検事長は、先日処刑された5名のテロリストの逮捕の日時、理由、その他詳細について説明を行い、選挙で敗れた一部候補者〔=ムーサヴィーとキャッルービー〕に対して、これらの者たちを擁護することは新たな犯罪であり、〔選挙後の〕内乱の首謀者たちを裁く日が来れば、これら全て〔の犯罪容疑〕が審理の対象となるだろう、と警告した。

 ファールスの報道によると、ドウラトアーバーディー氏は先日処刑された5名の反革命テロリストの逮捕の詳細について、次のように述べた。「検察庁の声明にもあったように、イラン暦1385年モルダード月28日(西暦2006年8月19日)に警察はある不審な車両に疑いを抱き、車内を調査したところ、5キログラムの爆発物を発見し、この件でファルザード・キャマーンギャル、ファルハード・ヴァキーリー、アリー・ヘイダリヤーンの3名を逮捕した。このうちの一名は逃走に成功したが、間もなくこの者も〔コルデスターン州〕サナンダジュで逮捕された」。

 同氏はさらに続けた。「この3名は偽造された身分証明書の使用に加えて、爆破テロ行為を遂行する目的で、テヘランにアジトを構えるなどしていた。また、その後の元死刑囚らへの取り調べで、17キログラムの爆発物や、全57発のRPG弾、600発の軍事用弾薬筒を含む大量の重火器が発見された」。

 テヘラン検事長によると、その後の調べで、容疑者らはイラン暦1377年(1998年)から破壊工作を計画していたが、彼らの活動が始まるのは武装集団PJAK(ペジャーク)が組織された後のことであり、これによりケルマーンシャー県庁、及び商務局の建物の爆破にも手を染めていたことがわかった。しかし、彼らはテヘランでも爆破テロを計画していたが、幸いにも〔その前に〕彼らは逮捕されたという。

つづく


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( 翻訳者:長島太郎 )
( 記事ID:19170 )