5月の雪―カイセリ・エルジエス山、ブルサ・ウルダー山で積雪
2010年05月19日付 Milliyet 紙
スキーと冬の観光で有名なウルダー山で、気温が2℃まで下がり、夜には雪が降った。アナトリア通信がウルダー気象観測センターから得た情報によると、シーズンが終了していたウルダー山で、5月に降雪が観測された。気温が2℃まで下がった夜間には雪が降り、5月の降雪は珍しいことだという。ウルダー山では現在気温は5℃前後である。
■積雪により登頂ならず
登山協会主催で5月19日行われる予定だった、アタテュルクの偉業を記念する「若者とスポーツの日」エルジエス山登山は、積雪により中止された。
登山協会のアラーディン・カラジャ会長は、アナトリア通信の取材に対し、夜中降り始めた雪によりあと半分残したところで、登頂できなかったことを述べた。
カラジャ氏は「夜、テントを張ってキャンプしていたチョバンを出発して少ししたら、雪が降り始めた。39名全員でシェイタン渓谷の左側の登山道から登り始めた。私たちは3400メートルの高さまで登った。しかし雪が降り続けたため、これ以上登り続けることができなかった。登り続けるにはリスクがあった。最終地点で、アタテュルクと兵士たちそしてすべての殉職者のために黙祷を捧げ、「独立行進曲」(国歌)を歌った後キャンプに戻った」と述べた。
「若者とスポーツの日」のために企画された登山に、全国から55名が参加した。
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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:19176 )