南東アナトリアから悲報―PKKの襲撃で6人死亡、10人負傷
2010年05月29日付 Zaman 紙
トルコ国軍が1週間近くPKKテログループに対し、掃討作戦を展開していた東南アナトリア地域から、昨日新たな悲報が届いた。
トルコ国軍が1週間近くPKKテログループに対し掃討作戦を展開していた東南アナトリア地域から、昨日また悲報が届いた。シュルナク、ハッキャーリ、スィイルト、ハタイの各地域でテロリストと治安部隊の間で発生した戦闘で、歩兵部隊上級軍曹1名、歩兵1名、臨時村落防衛隊員3名、そして1名の特別警備責任者が死亡。さらに10名の警備責任者が負傷した。治安部隊はこの攻撃で2名のテロリストを掃討した。
入手された情報では、シュルナク市ギュネイジェ村のチュラヴ山周辺で、捜索活動を行なっていた治安部隊がPKKテロリスト集団と遭遇した。テロリスト側からの銃撃で、歩兵部隊上級軍曹(氏名非公開)1名と臨時村落防衛隊のアブドゥッラー・ビリル隊員(37)が死亡した。この攻撃では3名の兵士も負傷。負傷者はヘリコプターでシュルナク軍用病院へ搬送された。病院に搬送された負傷歩兵らの一名は、懸命な手当てを受けながらも助からなかった。
ハッキャーリのチュクルジャ郡山岳地域では、治安部隊によって一昨日に行なわれた作戦の際に、分離テログループのメンバーによって行われたかく乱射撃の結果、3名の兵士が負傷。負傷した兵士らは現在治療を受けている。
スィイルトのペルヴァリ郡では治安部隊が警備していた地点をテログループが襲撃し、その結果2名の臨時村落防衛隊員が死亡。この襲撃ではさらに4名が負傷した。
ハタイでは鉱山がテログループによって襲撃された。マノス連峰のアンタキヤ地区にある鉱山を急襲したテロリストに対し、特別治安部隊が応戦し隊員一名が死亡。またほか一名が重傷を負った。この戦闘では2名のテロリストが死亡した。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:19271 )