トルコ人乗船者、30人空港へ18人逮捕―イスラエル援助船攻撃問題
2010年05月31日付 Zaman 紙
イスラエルがガザへ向かう支援船に対して行った攻撃で人命が奪われた。その後、港に曳航された船舶内のトルコ人の乗客の一部は、空港へ連れて行かれたとみられている
これまでに入っている情報によると、アシュドッド港に到着した船の乗客のうち、手続きの終わった約30人がトルコに送還されるべく、ベングリオン空港へ送られたことが明らかになった。
アシュドッドにある管理センターでイスラエル当局者の(国外退去の)要請を受諾しなかった18名のトルコ人は、イスラエル南部のベルシェヴァにある刑務所で逮捕されているとみられている。
乗船者の一部はトルコへ送り届けられ、一部は逮捕されたという情報は、現時点では、公式な確認が取れていない。(注)一方で病院にいるトルコ人負傷者の数はテル・ハショメルの負傷者4人を加えて19人に達したことが明らかにされた。トルコ人負傷者の名前は、まだ家族と連絡がとれていないため、発表されていない。
(注)その後の報道によると、ベルシェヴァの刑務所には、トルコ人368人を含む610人の活動家が収監されていた。6月2日の未明、イスラエル政府は、これら活動家を国外追放すると発表した。
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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:19288 )