テロ組織PKK(クルド労働者党)は、6月1日以降攻撃を再開すると宣言した。PKKはここ最近の攻撃を一部のグループの「主導」による防衛目的の行動であるとしていた。
参謀本部はPKKの攻撃に対し部隊に注意を促した。
■参謀本部からのイスケンデルン攻撃に関する発表
イスケンデルンでのテロ攻撃の後、参謀司令本部から発表があった。
発表では、「攻撃は、テロ組織の、いわゆるアマノス地域の責任者に属するあるグループにより行われたとみられる」と述べられた。参謀司令本部のインターネットサイト上での発表は以下の通りだ。「2010年5月31日0時10分に、あるグループの分離主義テロ組織のメンバーが、監視用の軍部の車に向けて、兵舎の東にあるアダナ・ハタイ間の高速道路近くの兵舎の鉄条網の外側から、近距離でバズーカ砲や銃身の長い武器を使い、少しの間攻撃を行った。銃声が聞こえると、緊急派遣部隊はすぐに現場へ移動し、事件に介入した。しかしテロリストたちはすぐにアダナ・ハタイ間の高速道路を横切って森林地帯に入り、攻撃は、テロ組織の、いわゆるアマノス地域の責任者に属するあるグループにより行われたとみられる。
テロ攻撃の結果、6人の兵卒が殉職し、7人の兵卒が負傷した。負傷者のうち3人の兵卒・兵長は飛行機でGATAへ移送され、治療を受けた。テロリストたちを逮捕し、活動を阻止するために、アダナ軍警察地方司令部軍警察特別作戦部隊が軍事作戦を開始した。事件を受け、イスケンデルン共和国検察当局は所要の捜査を1時15分に始めた」
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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:19290 )