イスラエルによる支援船攻撃で亡くなった方の身元判明
2010年06月01日付 Milliyet 紙

外務省は、支援船へのイスラエルの攻撃でなくなった方のうち4人がトルコ国籍者であることを発表した。

ANKA通信の報道によると、身元が判明した人は次のとおり(敬称略):アリー・ハイダル・ベンギ、アリー・アクベル・ヤラツゥルムシュ、ムハッレム・コチャク、イブラヒム・ビルゲン。

ガザへ支援物資を運ぶ途中、地中海の公海上でイスラエルの攻撃にあった支援船でなくなった人のうちの一人が、スィイルト県出身のイブラヒム・ビルゲンさん(50)であることが発表された。首相府は、ビルゲンさんの死去の報を家族に伝えた。

至福党のスィイルト県宗務庁官であるイブラヒム・ビルゲンさんは、İHHスィイルト代表のメティン・ヤルドゥムさんと一緒に船に乗ったという。首相府はビルゲンさんの死去の方を、今日、スィイルトで暮らす家族に電話で伝えた。棺がいつ町に戻っているかは、現時点でははっきりしていない。同じく、スィイルトから船にのったİHHスィイルト代表のメティン・ヤルドゥムさんの消息については、現時点では不明という。

ハタイ県イスレンデルーン郡人道支援団体の副代表ケマル・ケマフルさんは、団体の創設者であるアリー・エクベル・ヤラトゥルムシュさんと、ゼケリヤ・カナトさん、ムアッメル・カヴァクチュオールさんとジェンギズ・アクユズさんが、イスケンデルーンを代表して、マーヴィ・マルマラ号に乗船したという。

ケマフルさんは、イスラエルの攻撃でアリー・エクベル・ヤラトゥルムシュさんがなくなったという報を得たとし、残りの3人ついては、けがや死亡の情報は得ていないと述べた。

ケマフルさんによると、アンカラ生まれのヤラトゥルムシュさんがはイスケンデルーンの鉄鋼工場に労働者として働き、5年前に定年を迎えたという。子供たちは、教育のため、アンカラに越したという。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:19303 )