テヘラン検事長、選挙後の治安紊乱行為を悔いる者たちへの恩赦を表明
2010年06月01日付 Mardomsalari 紙
憲法によれば、既決囚への恩赦の提案は、司法権長官が本来的に有している義務である。88年のバフマン月22日〔=2010年2月11日の革命記念日〕の行進に人民が盛大に参加し、逆徒に対する体制の力を誇示したことを受け、後悔の念を示し、法律上の要件を満たしている既決囚らへの恩赦を検討するよう命ずる指示が、司法権長官から司法関係者らに伝えられた。
これに関連して、司法権内部で多くの会議が開かれてきた。恩赦は専門的かつ技術的な事柄であり、専門家の意見を取り入れたり、既決囚が後悔していることを確認したり、恩赦が適用される者たちの最新の状況について調査したりすることが必要である。こうしたことから、司法権は関係各機関・当局者の意見を取り入れた上で、〔恩赦へ向けた検討〕作業を行い、恩赦が適用される既決囚らの最終リストを作成した。このリストは近く、司法権長官を通じて最高指導者のもとに送られるだろう。
( 翻訳者:井口秀太 )
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