トルコ最大のダム、貯水率増加
2010年06月09日付 Milliyet 紙


昨年5月貯水率が17%まで低下したトルコ最大のダムであるアタテュルク・ダムは、今年の同時期、貯水率61%まで上昇した。

アナトリア通信が国家水道総局から得た情報によると、アタテュルク・ダムは、共和国史上最も重要なプロジェクトの一つであるGAP(南東アナトリアプロジェクト)の一環として建設されたもので、トルコ最大の貯水能力をもち、世界のダムと比べても6番目に位置するが、昨年の貯水率はほぼ最低水準であった。

アタテュルク・ダムは、農業用水と並んで水力発電のために利用され、また一昨年の干ばつのために2009年5月時点では、貯水位528.75メートル、貯水率17%までに低下していた。しかし今年の5月末時点では、冬の降雨量が上昇したために、貯水位535.84メートル、貯水率では44.1%の増加で61.1%まで上昇した。

最低貯水位が527.58メートル、最大が537.11メートルであるアタテュルク・ダムで、今日までに測定された最高貯水位は、2004年3月の537.21メートルである。

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( 翻訳者:智原幸穂 )
( 記事ID:19371 )