イスラエル、İHH(「人権と自由」)をテロ組織認定
2010年06月17日付 Hurriyet 紙

イスラエル国営テレビの報道によると、イスラエル政府が人権・自由・人道支援財団(İHH)をテロ組織と認定したという。

 報道では、İHHにはハマスやヒズブッラーも関与し、イスラエルの諜報機関が調査を進めている組織リストにも載っていることが判明した。

 フランス通信社の取材に対しイスラエル防衛省の報道官は報道を肯定も否定もされなかった。しかしながら、匿名を望む上層の関係者は「İHHがイスラエルで犯罪組織として見られており、その理由はテロを支援しており、ハマスとも近い関係にあるからだ」と話した。

 外務省の報道官Yigal Palmor氏も、「イスラエル・ガザ封鎖の解除を目論むあらゆる敵国の試みをテロ攻撃として理解する」と述べた。

 イスラエルは5月31日にガザへの人道支援船に国際水域で軍事活動を実施し、その際IHHに属するマーヴィ・マルマラ号乗船の9名のトルコ人が死亡した。

 イスラム各国を始めとして国際社会で大きな波紋を呼んだイスラエルの攻撃の後に、IHHが昨日、来月中旬以降ガザに6隻からなる船団を派遣することを発表した。IHHは国際メディアに船団の出発の前に船内の全積み荷を臨検するよう招請した。

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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:19445 )