「2〜3年のうちに失業問題をなくす」:アフマディーネジャード、イーラーム市民の前で約束
2010年06月02日付 Mardomsalari 紙
この体制は、攻撃、テロ、人々への抑圧、そして侵略を自らの存在理由にして樹立された体制である。数万人のパレスチナ人老若男女を囚われの状態におき、悪魔の牢獄へと投獄してきた。そして近年ではさらに、レバノンを占領し、最も野蛮な圧制をその地で行おうとしたが、しかし敗北を喫した。その後、狭く限られた場所に閉じこめられたガザの虐げられし人々にも攻撃を仕掛けた。
この虐げられし人々は3年間にわたって、海上からも陸上からも、薬、食料、水といった点で厳しい封鎖に遭い、最低限度のものさえも奪われてきたが、それにもかかわらず、苛烈な戦争が彼らに押し付けられたのである。彼らは戦争の後も、自国への建築資材を持ち込むことも、〔住宅などを〕建設することも許されていない。
私たちの今日の義務はイランをつくることであり、この分野でイーラーム州では、様々な義務が政府と人民に委ねられている。今日この州を訪問したのは、地方訪問の第1期と第2期の成果を調査するためである。もし過去2回の訪問で決定された事柄を実現させるにあたり、何らかの障害があるのであれば、〔今回の訪問で〕それらは取り除かれるだろう。
政府は3年以内に、住宅問題を若者たちの不安から取り除く方針である。2つ目〔の政府の課題〕は就職問題である。第9期政権〔2005〜2009年の第1期アフマディーネジャード政権〕では「新規小規模事業所育成計画」が創設され、就職問題の分野ですばらしい発展をもたらし、諸機関、各銀行もまたこれに協力した。
こうして迅速に政策が実行に移されたが、計画を中止させるべく、〔ラフサンジャーニー一派からの?〕あやしげな手、あやしげな思想による攻撃・世論操作が行われた。今日では産業と農業、奉仕の拡大に向けた大規模かつ綜合的な政策を実行し、2〜3年の間に人々の間から失業問題をなくすことを目標に、政府と各銀行の積極的動員が神の恩寵によって図られている。
( 翻訳者:長島太郎 )
( 記事ID:19451 )