トルコのテニスプレーヤー、マルセル・イルハンはウィンブルドンテニス選手権の初戦でブラジルのマルコス・ダニエルを3-2で下し、二回戦に進出した。
トルコのテニスプレーヤー、マルセル・イルハンはウィンブルドンテニス選手権の初戦でブラジルのマルコス・ダニエルを3-2で下し、二回戦に進出した。
イギリスの首都ロンドンでウィンブルドンテニス場で初戦に臨んだマルセル・イルハンは、前回も勝利した対戦相手を3-2で下し、二回戦に進出した。男子シングルスでウィンブルドンのトーナメント本選に残った初のトルコ人選手であるマルセル・イルハンは、望んだようには試合を始められなかった。タイブレークになった第1セットで7-6 、第2セットも6-4で落とした
コートで自身を応援しに来たトルコ側の声援を後ろに受けたマルセルは、第3セットから強さを発揮した。48分間続いた第3セットは6-2で勝ち取ったマルセルは、29分間続いた第4セットも6-3で下し、ゲームカウントを2-2に持ち込んだ。
試合中サービス側にあるときは大変良いプレーを見せたマルセルは、ライバルの疲労とやる気の低下に上手く乗じ、24分間続いた最終セットを6-1で勝ち取り、二回戦に進出しトルコ人としての初の快挙を再び達成した。
マルセルは、3時間8分間続いた試合で、31回サービスエースを成功し、対戦相手にも19回サービスエースを取られた。マルセルは、拮抗した過去の試合で1度ダブルフォルトをする一方、ブラジルの選手は2回ダブルフォルトをした。マルセル・イルハン81%の確立でサービスを成功させた。対戦相手の成功率は70%に留まった。
マルセル・イルハンは、昨年全米オープンで、今年も全豪オープン選手権で2回戦で敗退した。マルセル・イルハンは今年の全仏オープン選手権(ローランド・ガロス)で3回戦で敗退した。一方で、試合後テニスに関係によって知られている歌手ヒュルヤ・アヴシャルは、マルセルに電話で話し、勝利を祝福した。
■マルセルの対戦相手はハネスク
マルセル・イルハンは、選手権で二回戦に31番シードのルーマニアのビクトル・ハネスクと対戦する。ウィンブルドンで一回戦でロシアのアンドレイ・クズネツォフを6-7、7-6、6-3、1-6、7-5のセットカウント3-2で下した29歳のハスネクは、これまでウィンブルドンで5回試合を行い、去年3回戦に進出した。4つのグランドスラム選手権で24回試合をしたハスネクの最高成績は、2005年全仏オープンでの準々決勝への進出である。
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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:19475 )