国会本会議で道路総局の組織と任務に関する法案が承認された。
■通行料不払いは罰金10倍
同総局の管轄する高速道路や通行規制が道路で通行料金を支払わない車両に、通行区間内最長距離の通行料金の10倍の学が罰金として科されることになる。
防衛、交通、エネルギー、通信、上水、下水、石油、天然ガス、インフラ整備、ゴミ処理施設、ダム、湖沼、動物シェルター、墓地及び国の衛生・教育・スポーツ施設の森林部分にあたり、それが公共の利益になる場合は、代金を支払うことで環境森林省が承認する予定だ。
■4車線道路では最高速度時速110キロメートル
この法律で、4車線道路での最高速度は時速110キロと決定された。速度制限は双方通行の道路で時速90キロメートル、高速道路では時速120キロメートルの規定がこれまでどおり適用される。交通違反に関する調書は電子化される。運用に関する規則は内務省と財務省が協力して固めていく方針。
■罰則規定
法律では、旅客車両と貨物運送車両を対象とした罰則も新たに設定された。それによると、制限を超えて乗車させた場合、乗客1人につき60リラの罰金、道路上の安全を脅かすような積載状態で通行しているドライバーには125リラの罰金が科される。危険物や有害物質を無許可で運搬した場合は250リラ、積荷が車軸の最大積載重量を超過している車両および、コンテナをはみでて積載している車両、積荷の上あるいは車外に人を乗せている場合にも500リラの罰金。コンテナからはみでた積荷の送り主にも1000リラの罰金が科される。
最大積載重量を超過している車両に科される罰金は、積荷超過重量によって決定される。規定では最大積載量の10％から25％の超過で500リラから3000リラの罰金が科される。法律では車検を受けない車両にも1000リラの罰金が規定されている。また国際運送を行なう外国ナンバーの車両が罰金を支払わなかった場合には通行が制限される方針だ。
本会議ではさらに、AKP(公正発展党)の提案により追加条項が法案に盛り込まれた。この条項はBOT方式で通常予算内で公的機関によって行われる投資とサービスに関する協定が期限前に廃止され、廃止後に関係行政機関によって引き継ぎが行なわれた場合、協定で記されている限りにおいて、かかる投資とサービスのために確保される外部投資を請け負う機関と請負条件は閣議が決定する。
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（ 翻訳者:原田星来 ）
（ 記事ID:19524 )