トマト蛾問題でウクライナ、35万トンのトマトをトルコへ返品、廃棄処分へ
2010年06月30日付 Milliyet 紙
「トマト蛾」が検出されたため、輸出用トマト350トンがウクライナからトルコに返品された。そのうちの250トンはエディルネで廃棄処分となった。
アンタリヤ、ムーラ、メルスィン地方で栽培されたトマトは、トルコからウクライナに陸路で輸出されていたが、ウクライナ国境で検査を受けた際、「トマト蛾」が見つかったため返品された。
トマトを積んでいるTIR(長距離運送用トレーナー)はカプクレ国境税関所で10日ほど足止めとなり、その後エディルネ市のごみ廃棄場に向かわされた。
10台のTIRに積まれた2万7880箱のトマトは、県環境森林局、関税局、県農業管理局、そしてエディルネ市の関係者たちの検査のもとで廃棄処分にされた。
穴を掘り、そのなかに250トンのトマトを入れ、その上に石灰と土をかぶせ、再び穴は閉じられた。
カプクレ国境税関所では、廃棄処分行きのトマトがまだ100トン残っているという。
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( 翻訳者:智原幸穂 )
( 記事ID:19555 )