トルコの食料品をEU基準に合わせようという取り組みが始まった:農場から食卓まで、食料品はあらゆる段階で管理され、リスクのある生産物は薬品のように回収されることになる。
本日(2日)、 トルコのEU基準への統合プロセスにおいて、食卓を囲む者たちが皆関心を寄せるテーマについての話し合いが始まった: 食料品の基準統合である。トルコの食の安全、家畜及び農産物政策がEU基準に達成することを目的とした新たな1ページが、一昨日始まった。
食品部門の閉鎖性と新しい規則を正しく適用することにおいて、トルコでは消費者が食の安全について正しい情報にアクセスできるようになり、食に関する規制が導入される一方で、国民にも意見を求められる。食料品は農場から食卓までを一繋がりのフードチェーンとして、より厳格な検査が導入される。検査で問題が見つかれば急いで問題の原因を見つけることができる。添加物と包装は検査される。農薬と肥料が原因で食の安全に問題が見つかった食物は、薬品のように市場から即刻回収されることもありうる。
トルコが食料品に関しEU基準に合わせなければならないのは、合計3つのテーマと1200以上の規制である。これらのテーマは、1)人間の生命と健康を高いレベルで守ること 2)家畜の健康と良好な状況下での飼育 3)農産物の安全と環境問題、である。基準統合プロセスでの目標は、トルコで生産・消費される全食品や添加物、遺伝子組み換え作物、ミネラルウォーターや放射線処理食料に対する、農場から食卓までにおける「食の安全」である。
基準統合プロセスが終了したあかつきには、トルコで生産された畜農産物は「ヨーロッパ産」とのラベルを張ることができるようになり、これは輸出業者に大きな便宜をもたらすだろう。
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:19568 )