トルコ映画の名優ケマル・スナルが、没後10周年をズィンジルリクユ霊園の墓前で追悼された。
追悼式には、ケマル・スナルの妻のギュル、息子のアリ、娘のエゾ、母親のサイメ・スナルとアリ・スナルの恋人のギョクチェ・バハドゥルが参加した。
祈りに続いて記者の質問に答えたアリ・スナルは、父の死から10年で何一つ変わらなかったことを述べた。スナルは、父の後を追いかけていると述べた。
アリ・スナルは、「私達は彼が生きていて、まだいるかのように、私達の隣にいるかのように、生活を続けている。彼に対する私達の責任を理解している。彼が社会に残してきたものを続けて、ファンをがっかりさせないように努めている。
私は、自分よりもこれらを優先して生きている。なぜなら、彼はとても美しく、模範的な男だ。非常に正しいことを行なってきた。彼の道を進むならば、あなた達も正しい人間になるだろう。」という風に話した。
アリ・スナルは、式に芸能界から参加がなかったことに関する質問に対しても、今日が夏であるためこのような状況になったと述べた。アリ・スナルは、「皆が家で祈りを送っていると考えている。」と述べた。
彼らは探し、尋ねてくれる。彼に祈りをささげる、あるいは、何か言いたいのであれば、(それは)自分たちがいる場所からでも彼に伝わっていると考えている。」と述べた。
ケマル・スナルの妻ギュル・スナルも10年がとてもつらく過ぎたと述べて、「10年になると信じることさえつらい。昨日のように思える。このように、日々そのつらい出来事を鮮明に覚えている。とてもつらいことである。」と話した。
祈りをささげた追悼式に参加者には後にヘルヴァが配られた。
式では芸術家のケマル・スナルの母親サイメ・スナルと妻のギュル、娘のエゾ・スナルがときどき涙をこらえきれない様子が見受けられた。。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:19588 )