花嫁は逃げたが、結婚式は続く・・・―ウルファ
2010年07月07日付 Zaman 紙


シャンルウルファ県シヴェレッキ郡で、家族の圧力によって結婚させられると述べた花嫁が、結婚式当日に治安部隊に逃げ込んで保護された。

結婚式を台無しにしたくない新郎の父親は、同日、自分の姪を息子と結婚させた。入手した情報によると、シヴェレッキ郡に住むラマザン・Ö氏(47)は、イズミルに住む親戚のメフメト・K氏と会い、彼の17歳の娘E.Kさんを息子の嫁にほしい旨を述べた。「娘の意見を聞かずに」家族の合意の上で、結婚式の日にちが決められた。結婚式前日にシヴェレッキに連れてこられた花嫁候補のE.K.さんは、結婚前日夜の女性だけのパーティーに続くセレモニーの時に逃げ出して、治安部隊に逃げ込んだ。花嫁は、「脅迫と無理強いで結婚させようとしている」と主張し、不満を述べた。17歳のE.K.さんは保護下に置かれて、この件に関して調査が開始された。他方、新郎の父親のラマザン・Ö氏は花嫁が逃げたことを知った後、結婚式を台無しにしないために、同日、自身の弟の19歳の娘を息子と結婚させて、結婚式を無事に終わらせたという。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:19625 )