中央銀行紙幣発行・国庫局の局長は、国内で年間に回収される古紙幣は平均約6~7億枚であると指摘し、「これらの紙幣を回収し、廃棄するのにかかる費用は、平均でおよそ2000~2500億リヤール〔日本円で20~25億円〕だ」と述べた。
ベフザード・ギヤースヴァンド氏はさらに、「古くなった紙幣の回収作業は、一週間か二週間に一度のペースで行われている」と付け加えた。
同氏は回収された古紙幣の額面上の価値は年によって異なるとした上で、「回収される紙幣の額はさまざまであり、それらの総額も年によって変化する」と述べた。
中央銀行紙幣発行・国庫局局長は、「当行は通貨銀行法第3条により、紙幣の発行を行っているが、この作業には多大な費用がかかる。市民に対しては、紙幣の保管には最大限注意を払うよう〔=紙幣を手荒に扱わぬよう〕求める」と語った。
関連記事(1万トマーン紙幣がお目見え:本日発行の新紙幣、数日以内に市場に流通の見込み)
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:加藤祐大 )
( 記事ID:19637 )