イスラエルより「拿捕のマーヴィ・マルマラ号を海上ホテル改造」案
2010年07月10日付 Yeni Safak 紙
ハイファ市(イスラエル)のヨナ・ヤハヴ市長は、トルコとイスラエルの間で新たな緊張を生み出したマーヴィ・マルマラ号を改造し、海上ホテルにすることを提案した。
マーリヴ紙の報道によれば、ハイファ市長は、イスラエルのエフード・バラック国防大臣に書をしたため、船を改造し、観光用に利用することを提案したことがわかった。ヤハヴ氏は手紙に、「もし、イスラエルが船を没収すると決めたなら、船がハイファ市に贈呈され、市の海岸の向い側で海上ホテルに改造されることを願っている。」と書いた。
ヤハヴ氏は加えて、「私の意見では、全ての宗教が一つの場所で、共に生きている一都市として、ハイファは、船の所有者となることをうれしく思うでしょう。ハイファは、船が調和と希望のシンボルになることができるのに最も適した都市です。」と述べた。
ガザへの支援船のうち、マーヴィ・マルマラ号に対してイスラエル海軍が5月31日に行った攻撃で、9人のトルコ人が死亡し、船はその後アシュドッド港に曳航され、さらに後日、ハイファ港に送られた。
トルコは、船が攻撃されたため、イスラエルの公式の謝罪と犠牲者のための損害賠償を求めている最中であり、イスラエルは船に関することに対してはまだ決定を与えていないと聞いていた。
マーヴィ・マルマラ号と共に(支援に)向かった船のうち、一隻はまだハイファに、他の船はアシュドッドにある。
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( 翻訳者:能勢美紀 )
( 記事ID:19653 )