気温42度、東部トゥンジェリの水辺でビキニ
2010年07月12日付 Milliyet 紙


トルコ人や観光客は、気温が41度に達したトゥンジェリ県のピュリュミュルやムンズルの水辺に避暑に来ている。

街中で気温が高くなったため、トゥンジェリの地元住民や、町を訪れた国内外からの観光客はピュリュミュルやムンズルの水辺に押し寄せた。

近年、トルコ各地の有名な水辺にも負けない光景が広がるピュリュミュルやムンズルの水辺を訪れる人々は、デッキチェアでの日光浴を楽しんでいる。暑さに疲れた人々は、水泳だけでなくビーチバレーやサッカーなどをして太陽と砂浜を満喫している。

ピュリュミュルの水辺を避暑に訪れた人たちの中の一人、ハイダル・アクさんは、22年間スイスのジュネーヴ市で暮らしており、夏休みを過ごすにはトゥンジェリを選んだと話す。アクさんは、今から20~25年前までは、町の中心部を除くあらゆる場所で水泳が可能だったと語り、「特にムンズルやピュリュミュルの水辺などでは泳ぐことができていた。その後、町の下水がこの水辺に流されたことで、このような場所は完全に無くなってしまった。しかし今、この辺りは素晴らしい場所となった。デッキチェアやシャワー、トイレ、食堂は使いやすく、水はきれいで、水温もちょうど良い。昔、下水問題が起こる前ですらこんなにきれいな場所は無かった」と語った。

ドイツから来て、ここで夏休みを過ごしているスザン・アクンさんは、毎年夏休みには子供たちとトゥンジェリに来ていると語った。避暑や日光浴には特にムンズルの水辺を好んでいるというアクンさんは、「素晴らしい自然があって、空気もきれいで、環境がとても良いですから。皆さんにおすすめします。ドイツのみんなによろしく。みんなをここで待っています」と話した。

トゥンジェリでのダム建設計画を人々に知ってもらうためにイスタンブルから来たオザイ・シャーヒン氏は、この地域でのダム建設計画には反対であると述べ、ムンズルやピュリュミュルの渓谷には美しい自然があると語った。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:19668 )