山岳地帯特殊任務部隊兵に特別給与
2010年07月14日付 Milliyet 紙

テロと戦うため、国境で任務にあたる特殊部隊に参加する兵士は、任務にあたる期間は特別給与を受け取ることになる。また、毎年多額の補償金も受け取る権利を有する。兵士たちは最高で32歳まで山岳地帯での警備に当たる。

NTVでのニルギュン・バルカチュ記者のニュースは以下の通り。

政府の「クルド問題の民主的解決策」により初めて議論された、国境地域への特殊部隊活動計画の詳細が明らかになってきた。

以前も議論された特殊部隊活動計画は、民主的解決策の一環としての計画であった。増えるテロ事件を受けて、この問題への対応が急がれた。

タイイプ・エルドアン首相は、野党の党首を訪問し、この件に関して報告した。参謀本部がこれに関して練り上げた計画によれば、山岳地帯へ出向く兵士は、上級兵という階級のもと任務を行なう。

特殊部隊の兵士は25歳または30歳、最長でも32歳まで任務に当たる。

これから組織される特殊部隊は、テロ組織PKKと独自の戦術で戦うことになる。非軍事要員には、非軍事的特別任務が課せられ、希望すれば自分の居住地域でデスクワークを行うことが出来る。

しかし、テロとの戦いにおいて、彼らの経験知識は役立てられることになる。

特殊部隊に所属する兵士の給料は高くなり、任務中戦死した場合、その家族に高額の賠償金が渡される。兵士たちも、任務についている間、毎年高額の補償金を受け取ることになる。

任務期間を終えた後も、この高額の給与のおかげで生活を楽に維持することが出来る。特殊部隊に所属する兵士は、この地域の特性に合わせた訓練を受けることになる。現在、この地域で殉職した兵士のほとんどが、3か月の訓練ののち、任務についている。

この新しい特殊部隊は、PKKに対してどう戦えばいいか知っており、かれらの戦術で戦うことになる。そして、テロとの戦いを完璧に行えるだけの技術装備も有する。

この地域での全情報も特殊部隊にすばやく伝えられる。

険しい山岳地点にある国境警備所の警備が手薄であることが長い間議論されてきた。また、警備所を一新するにあたって多額の予算が必要となることも議論された。攻撃を受けやすい地点にある警備所の一新は、TOKI(集合住宅管理省)が担うことになる。

参考: http://www.ntvmsnbc.com/id/25114722/

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:智原幸穂 )
( 記事ID:19687 )