競泳界に新星
2010年07月18日付 Radikal 紙


ヨーロッパ・ジュニア競泳選手権の800メートル自由形でトルコ人選手のエディズ・ユルドゥルメルさんが金メダルを獲り、トルコのスポーツの歴史において初の快挙を成し遂げた。

トルコの新世代競泳選手の一人であるエディズ・ユルドゥルメル選手はフィンランドの首都ヘルシンキで行われているヨーロッパ・ジュニア競泳選手権において、今日800メートル自由形で競った。

エルディズ・ユルドゥルメル選手は、選手権の二日目にウクライナのセルギイ・フロロヴに1500メートル自由形で抜かれ銅メダルに終わっていたが、今回800メートル自由形でフロロヴに1秒の差をつけ、8分3秒17で一位となった。

ユルドゥルメル選手は必死に戦ったこのレースで、打ち出したタイムで金メダルを獲り、ヨーロッパの選手権でトルコに金メダルをもたらした最初の競泳選手となった。

■「目標はオリンピック」

選手権で興奮と大きな喜びを経験したと語るユルドゥルメル選手は、強く信じ、また練習に励んだと語り、次のように述べた。

「目標は誰も成し遂げてないことを成し遂げることでした。トルコではこれまで金メダルがありませんでした。以前の私の目標はヨーロッパ選手権で金メダルを獲ることでしたが、これは達成しました。今の目標は2012年のロンドンオリンピックです。オリンピックでもこのような喜びを経験し、またトルコに喜びを与えたいのです。」

アメリカで教育を受けたこの17歳のユルドゥルメル選手は、また次のように話した。「私の所属クラブであるエンカとアメリカでのコーチが私の世話をとても良くしてくれました。練習の時には独立行進曲(トルコ国歌)をかけていました。表彰台に上ったときには興奮から私の足は震えていました。私は私が開いたこのドアに多くのトルコ人競演選手仲間が続いてほしいと思っています。そしてそうなることを信じています。」

エンカ・スポーツのコーチ、スハ・トクマンはエディズ選手が非常に大きな偉業を成し遂げたと述べ、「エディズはロンドン;オリンピックでも表彰台に上ると信じている」と語った。

昨日、エディズ・ユルドゥルメル選手がヨーロッパ・ジュニア競泳選手権の800メートル自由形で金メダルを獲得し、トルコのスポーツの歴史に初の快挙を刻んだ。

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( 翻訳者:清川智美 )
( 記事ID:19716 )