北キプロス・トルコ共和国（KKTC）で起こった経済危機は大統領府にまで影響を及ぼしている。

デルヴィシュ・エルオール大統領のメルセデス社製の公用車が故障した。費用がかさむということで車の修理が行われなかった。エルオール大統領はシトロエン社の車を使用し始めた。メルセデス社製ベンツの方は駐車場にしまいこまれた。メルセデス社製ベンツは車庫にしまいこまれた。ミッレト紙が、確かな情報筋から得た情報によると、長期間にわたって調子が悪かった公用車の施錠装置が完全に壊れたそうだ。自動スピード制御装置の部分にも欠陥がある。大統領府の予算がゼロになってしまったためベンツを修理できなかったとみられている。。

■予算2000万トルコリラ

大統領府の情報筋も、「予算は大統領選挙の時に尽きてしまった」とのべている。KKTC国会は、2009年12月15日に、2010年分の2035万1280トルコリラの大統領府予算を満場一致で承認した。

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（ 翻訳者:猪股玲香 ）
（ 記事ID:19719 )