アフマディーネジャード「毎年100万人の真のバスィージ隊員を社会に送りださねばならない」
2010年07月13日付 Jam-e Jam 紙

大統領は、生徒バスィージ〔※革命防衛隊傘下の志願兵組織のこと。「動員」の意〕の関係者たちが担っている仕事はきわめて重要だと指摘し、「〔小中高生の〕動員(バスィージ)と教育という使命以上に、重要な使命は存在しないと言ってもいいだろう」と明言した。

 ISNAの報告によると、マフムード・アフマディーネジャード氏は2年に一度開かれる「各州生徒バスィージ協力支援本部委員大会」の第6回大会において、次のように述べた。「毎年およそ100万人の児童・生徒が新たに誕生し、また100万人の生徒が学校を卒業していく。したがって、我々は毎年100万人の真のバスィージ隊員を社会に送り出すことができるようにしなければならない〔※つまり小中高校に通う児童・生徒すべてをバスィージに編入し、バスィージ隊員として世に送り出すべきだ、ということ〕」。

 大統領はイラン・イスラーム共和国の使命とは、完全人間による正義の世界支配〔のための環境を整えること〕だと指摘し、「我々の使命は、全人類の救済である。われわれは、そのための道の始まりにいる〔‥‥〕」と述べた。

 大統領はまた、バスィージ隊員はすべての人々に対する愛を持たねばならないと強調し、以下のように述べた。「バスィージは神的観念によって、人々の心を知覚しなければならない。これこそ、人類に対する最も偉大な奉仕なのだ」。

 大統領はさらに、イスラーム共和国体制は人類社会全体にとっての歴史的チャンスに他ならないと指摘し、「このチャンスによって、人間が自己に回帰し、善良なる聖人(サーリフ)が世界を支配する可能性も生じるのである」と述べた。

〔後略〕

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( 翻訳者:加藤祐大 )
( 記事ID:19739 )