60年後の挙式
2010年07月25日付 Hurriyet 紙

ベルギーで暮らしている77歳のレムズィエと84歳のハイレッティン・ドゥムルギュル夫妻は、結婚から60年後にイズミルのチェシュメで結婚式を挙げた。
マニサ生まれのレムズィエ・ドゥムルギュルとハイレッティン・ドゥムルギュルは、1950年に知り合って結婚すると決めた。しかし、レムズィエの家族が結婚に反対した。これを受けて、レムズィイェとハイレッティン・ドゥムルギュルは、イズミルに逃げそこで結婚した。お金がなかったため、式は挙げられなかった。ドゥムルギュル夫妻はその後仕事のためベルギーに行きそこで住みついた。45年間ベルギーで暮らし、幸せな結婚生活を過ごしていたドゥムルギュル夫妻は2人の娘と2人の息子に恵まれた。夫妻の子供達が両親の為に式を挙げることを決心し、これを新聞広告で知らせた。
ドゥムルギュル夫妻はチェシュメのグランドホテルオントゥルで子供達が催した60年遅れの式によって、若かった頃のときめきを新たにしていた。式にはハイレッティンとレムズィエ・ドゥムルギュル夫妻の招待客が、イズミル、マニサそしてベルギーなどからやって参加した。

娘と息子達も結婚し、婿や嫁そして孫達を含め16人の家族になったと述べたレムズィエ・ドゥムルギュルは、「夫に時々『私には結婚式すらしてくれなかった』と言っていた。つまりこの願いが子供達を動かした。休暇のためやってきたゼイティナラヌの別荘で私達にサプライズを用意しているといっていた。本当に素晴らしいサプライズをしてくれた」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:19771 )