アミーリー氏、貴重な情報をイランにもたらす
2010年07月22日付 Jam-e Jam 紙

ある情報筋によると、アメリカ諜報機関についての貴重な情報がシャフラーム・アミーリー氏によってイランにもたらされたという。

 ファールス通信によると、この情報筋は、アミーリー氏をめぐる問題はCIAとイラン諜報機関との間の一種の情報戦争であり、それはイランによって計画され、コントロールされていたと指摘して、以下のように述べたという。「我々の目的は、CIAの内部から良質な情報を入手することであった。シャフラーム・アミーリー氏がアメリカにいた1388年の終わり〔2010年3月頃〕に、我々は彼との接触に成功し、それを通じて彼から非常に貴重な情報を得ることができた。同時に彼の〔行動の〕監督や指導も〔首尾よく〕行われた」。

 この人物は続けて、「〔アミーリー氏のもたらした情報によって〕アメリカが詐欺まがいのシナリオを完成させるために、他にどんな行動を起こし、またどのような人物を拉致して、ニセの証拠づくりを行おうとしているのか、ということを我々は理解することができた」とも語った。

 この情報筋は、シャフラーム・アミーリー氏によってイラン・イスラーム共和国にもたらされたその他の重要情報として、「我々は、CIAがどのように自らの影響力を浸透させるのか、その方法や弱点についてマスターした。また、CIAが利用する場所やそのメンバー、連絡員たちについても、その一部を特定した」と語った。

 この情報筋はその上で、「現場でのCIAの活動方法が明らかになっただけでなく、彼らがどのような車を利用しているのか、といったより細かい事柄についても特定された。必要であれば、さらなる詳細について公表することもあるだろう」と言明した。

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( 翻訳者:小野大器 )
( 記事ID:19810 )