イスタンブルっ子たちの穴場
2010年08月01日付 Radikal 紙

黒海沿岸にあるクルクラレリのデミルキョイ郡イーネアダ町の海岸は、特に、イスタンブルからやってきた日帰り客や休暇を過ごす人々でごったがえす季節を迎えている。

クルクラレリのイーネアダ町長のタヒル・ウシュクは、人口が2200人の町が海水浴シーズンになると人口が2万人を超えると述べた。町の海岸で7月15日から混雑が続いていると述べたウシュク町長は、混雑がラマザンでも続くだろうと述べていた。

町の人口の増加によってサービスを提供することが困難であると述べたウシュクは、以下のように続けた。

「町の海岸で平日は1万5千人、週末は2万人の人が休暇を過ごしている。ここ三ヶ月こういう状態です。ごみを収集する人は2倍に増えているにも関わらず、ごみの回収に関する問題は解決していない。ごみをやたらに捨てないで欲しい。最も混雑している週末のごみを火曜日に集めることができる。海岸ではライフセーバーもいる。町の海岸を使用する大部分の人はイスタンブルから来る人である。たくさんではないがブルガリア、ルーマニア、ポーランド、ドイツから来る人もいる。」

イーネアダで住民の家を観光客に開放するため、宿不足という問題は起こっていないと述べたウシュク町長は、町の宿の容量は約4千人であると述べた。

■ イスタンブルの人々の好みはイーネアダ

イスタンブルの交通渋滞と大気汚染から遠ざかり、ロンゴズの森の涼しさと海に入ることを好む人々がイーネアダを選んでいる。
イスタンブルのウムラニイェ区からきたアリ・ヤルチンカヤは、6年の間休暇のためにイーネを選んでいると述べて次のように続けた。

「ここはトルコの手付かずの海岸のうちのひとつである。ロンゴズの森、メルト湖とハマム湖と黒海にいたる海岸はイーネアダを格別なものとしている。イスタンブルで8時間寝ても朝起きると疲れている。ここでは、4時間で睡眠が十分である。」

イスタンブルのサリフ・アタイは、イーネアダが休暇を過ごす最も美しい場所のひとつであると述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:19831 )