イスタンブルの人々へ「さあ、運動」―故障の車両を押しましょう
2010年08月03日付 Radikal 紙
アヴジュラル駅の乗客は、先週の土曜日トプカプ行きのメトロバス(専用線バス)に乗った。メトロバスは14時30分に出発したが、2メートルも進まないで止まってしまい乗客全員が降りることを余儀なくされた。この時、運転手と数名の駅係員はメトロバスを押すのを手伝って欲しいと乗客に頼んだ。
約30名の乗客が後ろからも横からもメトロバスを押したが、彼らの努力も虚しくメトロバスは動かなかった。乗客のうちの1人でウエブ・デザインの会社を営むエルハン・シィルガンさんは乗客がメトロバスを押している姿を、もっていたカメラで撮った。
エルハン・シルガン氏は「写真を撮っているのを見た係員らは私にやめろといった」と述べ、さらに「私に『それなら、新聞にでも載せてもらえばいい』と言った。私も遠慮してそんなに沢山撮らなかったんだ。運賃を払って乗った乗り物を押さねばならないなんて、一体どんな道理に従っているんだか。」と述べた。
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( 翻訳者:加藤江美 )
( 記事ID:19852 )