命が惜しかったら外に出ないように―トルコ全土で猛暑
2010年08月06日付 Yeni Safak 紙
トルコは、今日(8/6)まさに、うだるような暑さに覆われる。イスタンブルの明日の最高気温は32度であるにもかかわらず、湿度は96%となることが予想されている。このためイスタンブルの体感温度は53度になる見込みだ。
■イスタンブル
猛暑がトルコ全土に居ついてしまっている。ここ数年で最も長期間の熱波が生じる一方、長期間さらに暑さがおさまる見込みはない。イスタンブルでは連日の暑さよりも高い湿度が人々を苦しめている。今日のイスタンブルの気温は日陰で32度、湿度は50〜70%となるとみられており、体感気温は37〜41度に感じられるだろう。
■湿度は95%まで上がる
深夜から朝にかけての時間帯の気温は27度となる予想だが、この時間帯の湿度は95%となり、この湿度のために気温は32度に感じられるだろう。湿度と気温は反対に比例するため32度の気温のときは湿度が95%に上昇することはない。このために明日の体感気温は53度ではなく、最高でも41度となるだろう。
東部も焼けるような暑さだ。この地域は湿度は低いが、温度計の示す値がとても高い。今日の日陰での気温はアンカラで39度、エラズーで41度、ディヤルバクルで42度、シャンルフ・ルファで44度となっている。
■トルコ全土が猛暑に
黒海地方とエーゲ海・地中海地方は最も湿度が高い地方であるため、気温と湿度はともに非常に蒸し暑い。トラブゾンでは気温は33度で湿度は60%となり、体感気温は40度となるだろう。トルコで最も体感気温の高い場所であるアランヤでは気温が35度で湿度は70%となり、この相乗効果で感じられる温度は50度となる。
■不用意に外出しないように
気象庁は、南、中央、東部アナトリア地方は通常の夏よりも気温が6〜8度高くなる見込みのため、気温の高さのが要因となって発生する被害(たとえば、日射病)に関し、関係者と国民に注意深く行動し、対策をとるよう注意を促した
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( 翻訳者:佐藤悠香 )
( 記事ID:19883 )