宗務庁、「公務員もザカート(喜捨)を」
2010年08月14日付 Radikal 紙

宗務庁宗務高等委員会のヒュセイン・カヤプナル博士は、基本的な生活必需品を超えて、“80.18グラムの金“相当の財産を持たない公務員はザカートを受けることができると話した。

カヤナプル博士は、ムスリムが相互扶助に奔走するラマザン月に当たる今、どういった人々がザカートを受ける資格があるのかということについて様々な説明をした。

■公務員は80.18グラムの財産がなければザカートを受けることができる。
カヤナプル博士は、ザカートを分割払いすることができると説明し、ザカートを金銭の対価として行うことにより、貧し人々の必需品を彼らも負担することができると指摘した。


カヤナプル博士は、貧しい人々にザカートを与えることは必要であると強調し、貧しいと考えられる人々を次のように定義した:
「貧しい人とは、基本的な生活に必要な物資(食物、飲み物、住居等)以外に、80.18グラムの金相当の財産を持たない人々のことをいう。もしも公務員が、このような特徴にあてはまる、基本的な必要を賄うことができず、軍隊の給与を得、両親からの遺産もないならば、役人もザカートを受けることができる。

■ザカートはいつ行うべきか
カヤナプル博士は、ザカートを行う時間に関する条件はないと説明し、「ある人がザカートをしうるためには財産を手に入れてから1年がたっていなければなりません。フィトレ(ラマザン月になされる喜捨)についてはラマザン・バイラム(断食開けの祝日)の朝の間に行うことが義務です。その前に行うことも勧められています。なぜなら、貧しい人々は受け取るフィトレでバイラムの前に必需品を賄うことができるからです。意識的に礼拝を行い、決められたときにフィトレとザカートを与えなければならないのですと語った。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:19939 )