サッカー・スーパーリーグ開幕、最初につまずいたのはガラタサライ
2010年08月14日付 Radikal 紙

スポル・トト・スーパーリーグの初戦でシヴァススポルはガラタサライを2-1で破り、好調なスタートをきった。ガラタサライはアルダのアシストでムスタファに先制したが、この優位を生かすことはできなかった。エメクタル・ジェイフンは2つのアシストを行い、シヴァススポルを勝利に導いた。

ガラタサライは前シーズン、土壇場でゴールを決められシヴァススポルと1-1で引き分けたが、その試合の後、フランク・ライカールトとハヤティ・ソイダシュのあいだで小競り合いが起こった。昨夜もこの二人のあいだで衝突が見られた。2010年4月と2010年8月の間にも同様のことが起こるにちがいないと予想している。違いは?シヴァススポルがメスト・バッカル監督のもと前へ一歩を踏み出す一方、ガラタサライはうしろへ三歩後退の記録を更新しようとしている!

試合開始2分でアルダ・トゥランが最初のシュートを打ち、1分後ジハン・ユルマズが反撃したが、2選手ともゴールの喜びを味合うことはできなかった。7分で2010-2011シーズン最初のゴールが決まった。ルーカス・ニールのロングパスでアルダはオフサイドの危険から脱し、後方のポールをうまく見た。リーグの最も驚くべき得点王ムスタファ・サルプは確実なシュートをもってしてもうまく回避することができなかったが、アブドゥッラフマン・デレリに渡されたボールはゴールネットに入った―0-1だ。

ホームチームであるイイドラル(シヴァススポルの愛称)は闘争心のある、時折うまいパスを出すチームだと思われていた。メフメト・ユルドゥズはディフェンスのバランスは悪いが、素早く身をかわすことのできる選手である。このため重荷はベテラン選手ジェイフン・エリシュにのしかかった。シヴァススポルでアナトリアツアーを続けるジェイフンは昨夜フル出場した。ベテランのゲームメーカーは、19分、ディフェンスにぶつかり、180度方向を変えたボールで、アイクトの頭上を越えることができれば、スコアボードに名前を刻ませることができたのだ。アシストか?その少し後…。

43分にトルコのお家芸が見られた。コーナーフラッグ近くでのニールとM.ユルドゥズの争いに、審判のキャーミル・アビトオールがファールをとった。ジェイフンのフリーキックで、ブルーノ・ジータはゴールまで2メートルの距離から、真ん中で邪魔されることなく、先頭を切った―1-1。 確かにファウルは議論されるべきである―記者はこの場合自分ならファウルを与えないと言う―しかしガラタサライがこのようなゴールを決められたことはとても考えさせられる。しかしながらジータを逃した人物が昨夜の試合で最も調子の悪かったアリ・トゥランであることを考えると…。

終了のホイッスルが鳴ろうとしている時、カーディル・ベクメズジがエムレ・チョラクに対し行った行為がフィールドを再度混乱させた。このポジションでの同様な状況は20分にジェイフンとニールのボールの奪い合いでも見られたが、エムレが倒されたことはペナルティであった。

後半の要約は以下のようなものである。シヴァススポルは勝つために必要な自己犠牲を見せた。ガラタサライは3点を獲得するプレーを見せなかった。さて60分のゴールについて述べよう。ジェイフンは、ジャナの追加攻撃に立ち向かう一方、ボールをジハンに渡した。ジハンはうまくコーナーに出した―2-1。コントロールの効かない戦力セルヴェトが、ニールとマンツーマンで向かい合っていたジェイフンにあたっていったことに、私は意味を見出すことができないと付け加えなければならない。残りの試合時間で、ガラタサライは一度63分に、メフメト・バッタルが右と見せかけ左でうったシュートでゴールに近づいたが、チャンスの女神は若き攻撃主には降り立たなかった…。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:19951 )