リゼのギュンドードゥでの豪雨により発生した地滑りによって倒壊した家屋2棟から、3名の遺体が発見された。また、高齢の女性の死亡により、死者数は12名に達した。
周辺地域で行われた捜索により、行方不明となっていたセルダルとソナイ・ヘフリヴァン夫婦とアフメト・コプズの遺体が発見された。これにより、死者の数は12名となった。
■抱き合った状態で発見
ギュンドードゥのハミディイェ地区でセルダルとソナイ・ヘフリヴァン夫婦の遺体は、今日、土砂の中で発見された。洪水と地滑りから逃れることができなかったペフリヴァン夫婦の遺体は、流れた土砂の間で互いに抱き合った状態で発見された。
(中略)
■バクルジュ市長
リゼ市のハリル・バクルジュ市長は、記者たちに向けて行った会見において、リゼで昨夜デイルメンデレ谷が小学校と何棟かの家が水没したことを述べた。
日暮れを迎えた市には洪水と興奮が残っており、リゼ市で共和国の歴史の中で最も大きな災害のうちのひとつだとするバクルジュ市長は、「道で歩くことさえできない。地面の70~80センチメートルまで水がある。この水の力には勝てない。海が0地点だとして1メートル近い水があれば後ろを考えることすらしたくない」と述べた。
救助活動に尽力するとするバクルジュ市長は、すでに今からは何もできないこと、明朝6時から再度救助活動を行うことを述べた。
バクルジュ市長は、電気と水も止まっていることを発表した。
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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:20034 )