情報相「オリフレーム社は、ウラで体制に敵対していた」
2010年08月29日付 Jam-e Jam 紙

情報相はネズミ講「オリフレーム社」をめぐる最新情報として、「彼らが始めた動きは、経済活動と見せかけつつ、その実、ウラでは治安に関わる問題に関わり、イラン・イスラーム共和国に敵対する動きを見せていた」と語った。
〔※オリフレーム社はスウェーデンの化粧品販売会社で、先週、イラン当局によってネズミ講を組織したとして摘発された。同社はイランで、約4万人の女性販売員を抱えていたという〕

 中央報道局の報告によると、イマーム・ホメイニーの理想に対して政府が忠誠の誓いを再び立てるために、ホメイニー廟で行われたセレモニーに出席したヘイダル・モスレヒー情報相は、その傍らで記者団を前に、次のように付け加えた。「ネズミ講に関しては、われわれは対策をすでに始めている。今回の件では、証拠により、抑圧主義諸国と〔その〕諜報機関が同社〔=オリフレーム社〕を通じて、我が国に治安上の問題を引き起こそうと画策していたことを突き止めた」。

 〔‥‥〕モスレヒー情報相は、オリフレーム社は〔ネズミ講の〕組織を立ち上げることで、我が国の安全に打撃を加えようと狙っていたと指摘し、さらに「同社の邪悪な目的に気がついた人たちは、すぐに同社から距離を取る行動をとっている」と語った。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:20052 )