13人死亡事故後、ようやく乗合ミニバスへの取り締まり強化
2010年09月15日付 Radikal 紙
イスタンブルのバシャクシェヒルで起こった交通事故で13名の死亡者が出たことを受け、ミニバスへの取り締まりが強化されることが明らかになった。
県警交通管理局は、バスなどの公共交通機関における乗客輸送、運転手の労働時間、速度規制などについて、県警に配布されている「管理プログラム」を厳格に適用し、取り締まりを強化するよう通達を出したことを明らかにした。プログラムが適用されているかどうか近日中にチェックを行い、イスタンブルでバイラム中に起こった事故の再発防止のため取り組みを継続していく。
また、県警のデータによると、首都イスタンブル内での営業許可を取得しているミニバスの運転手2,230に対し、罰金が科されたケースは、2010年の上半年で8,491件、2009年は18,784件、2008年は17,520件、2007年は18,079件、2006年は12,124件である。
イスタンブルでこの4年半の間に切られた違反切符の数は74,998に上るが、そのうち82パーセントは乗客定員数オーバー、10パーセントは乗客の乗降規則違反、8パーセントはその他の違反であった。
アンカラでは2006年から2010年の間に、1,939の運転免許が罰則手続きのため少なくとも1回は一時失効となり、のべ2,485回失効処分となっている。今年半年でも1,008回、2009年は854回、2008年は231回、2007年は285回、2006年は107回、運転免許に処分が下された。
イスタンブルで登録されている7,294人の路線バスの運転手も、4年半の間に146,541件の罰金刑が適用されている。
このうち25,817件は今年の半年間に発生し、28,571件は2009年、28,943件は2008年、32,102件は2007年、31,108件は2006年だった。
大都市で26,560の免許に課せられた罰金刑のうち、61パーセント以上は定員オーバー、13パーセントは乗客乗降規則違反、26パーセントはその他の違反。
イスタンブルでは、2,217の運転免許のうち、今年の半年で1088件、2009年に876件、2007年に292件、2006年に175件が少なくとも一回、一時失効になっている。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:20176 )