東部や南東部の県での『登校ボイコット運動』は広まらなかった。登校率が去年よりもさらに伸び、90%を越えた学校もあった。
国民教育省は書面で、東部や南東部にある小中学生の登校・不登校に関する状況を国民と共有する必要があると発表した。
この発表のなかでは、「教育を中断する目的で、東部・南東部アナトリア地域で、母語での教育を求めて始まった、ある政党が支持する5日間の登校ボイコット運動の働きかけ」が行なわれた述べられた。また発表では2010年9月20日現在、県、郡、町から得られた情報では、このボイコット運動は広まらなかったことが強調され、さらに次のようなことが記載されていた。
「ボイコット運動が広まると予想されていた東部・南東部アナトリア地域の教育機関では、学生たちは朝の早い時間から学校に行っている。登校率が去年よりもさらに伸び、90%を越えた学校もある。同地域各県全体において学校は開校されており、教師たちも教壇に立っている。教育年が新たに始まったばかりということで、毎年のようにある通常の不登校は存在している。ボイコット運動の一般的な影響はほとんど見られないほどに少なく、県や郡の状況から見て1〜2%程度だけである。
国民教育省としては、保護者や学生が常識のある行動をし、ボイコット運動への呼びかけに答えなかったことを喜んでいる。ボイコット運動への呼びかけに惑わされなかった家族に感謝し、学生たちには新たな一年で良い成績を修められることを祈っています。」
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( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:20216 )