デミル新大学入試センター長初会見、「一刻も早く日程発表を」
2010年09月23日付 Hurriyet 紙

 大学入試センター(OSYM)長に、代理として任命されたアリ・デミル教授は初めての会見で、「我々の最優先課題は試験日程を決定することであり、公務員試験のうち教育関係(者)の試験を何よりも先に実施すべきであると認識している」と語った。

 高等教育機構・大学入試センター(ÖSYM)長に先日代理として就任したアリ・デミル教授は、就任後初めての会見を昨日行ったが、それは試験日程に関するものであった。同センター長は高等教育機構のユスフ・ズィヤ・オズジャン会長が大学入試センター長の職務を遂行するに当たり、自身を推薦してくれたのは光栄なことだと述べた。

■信頼回復が必須

 難しい任務であると述べるデミル氏は、「しかしながら、トルコで特に法と正義感が損なわれないためにも、守られるベき組織である。ここから逃げることはできない。必ず出来る限りのことを行い、この組織がトルコで信頼を得るよう、我々は努力すべきである」と述べた。


■一刻も早く試験日程を発表する

「大学試験センターで最初に何に着手されますか?」という質問に対し、デミルセンター長は、「当然ながら、今は試験日程を早急に発表する必要があります。この組織がどういったものであるか認識し、職員達に挨拶をした後に試験日程を可能な限り早く決定し、実施に向けて動く必要がある」と回答した。今年の末にまで延期され、キャンセルされた公務員試験の教育関係(者)の試験を必ず実施すると強調するデミルセンター長は、「最初に行われる試験は公務員試験の教育関係(者)の試験である。なぜなら世論はこの試験について最も不安に感じている。一刻も早くこの試験を実施する必要がある」と話した。

■安全性の条件

 デミル氏は、「公務員試験でのクレームによって引き起こされた今回の問題について、『自分だったらこうする』とおっしゃったことがありますか?」との質問に、「ここにある技術を最大限に活用する必要がある。最新技術を活用し、最も現代的な形で安全性を確保すべきである」と回答した。

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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:20232 )