改革司令部の取り調べを受け、逮捕されたハナフィー・アヴジュ警察署長の、愛人ケズバン・キュチュクさんと妻シェナイ・アヴジュさんがともにNTVの番組に出演した。愛人ケズバン・キュチュクさんが、ハナフィー・アヴジュ氏との関係についての問いに「私達は愛し合っています」と答える一方、妻シェナイ・アヴジュさんは「夫を信じています」と答えた。
昨今、ハナフィー・アヴジュ警察署長の愛人としてメディアで取り沙汰されているケズバン・キュチュクさんは、番組「ヘルシェイ（すべて）」でミルギュン・ジャバス氏の質問に答えた。キュチュクさんは「私達は愛しあっています」と述べ、「結婚しないのなら、恋人にはなれません」「私は夫と別れましたが、彼も別れる寸前でした」と話した。
改革司令部との関係はないことや、PKK（クルド労働者党）との関係を報じるニュースに驚いたと述べたキュチュクさんは、ハナフィー・アヴジュ氏が彼女自身に『さあ、私達は恋人同士であると、手を取り合ってみんなの前に出て、言おう』と言ったと話した。キュチュク自身は、「『私は最近離婚しました。あなたも時間の問題でしょう。』と私は言ったけれど、それがは正しいことではないと言いました。かれははっきりとは言いませんでしたが、取り調べを受けた昨日（29日）、離婚手続きを99パーセント始める予定でした。『今日、どうにかするよ』と彼は言ったのです」
キュチュクさんは、ハナフィー・アヴジュ氏が離婚に至るプロセスについて次のように述べた。「離婚の説得に私も関わっていましたし、傷つけずに済ませようと努力しました。全財産を奥さんに渡すつもりでした。彼は奥さんの望みは何でも叶えてあげていましたし、私もそれで納得していました。金品財産はどうでもよかったんです。僕が説明するから、と言って本当に説明してくれました。『私達の心は結ばれているんだ』と。」
■アブジュ氏の妻「夫を信じています」
ケズバン・キュチュクさんのあとに、ハナフィー・アヴジュ氏と離婚すると言われている妻シェナイ・アヴジュさんが、NTVでジャン・デュンダル氏の質問に答えた。彼女はキュチュクさんの発言を否定した。シェナイ・アヴジュさんは「家族のみんなが彼をとても愛しています」と言い、夫の私生活に関する質問には「夫はよくできた人間で、皆、彼が誠実な人だと知っています。私は夫を信じていますし、いつも夫についていきます。」と答えた。
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（ 翻訳者:木村納菜 ）
（ 記事ID:20286 )