ギリシャ経済危機の原因はオスマン帝国!―ギリシャ系米国人の主張
2010年10月05日付 Milliyet 紙

ギリシャ系アメリカ人作家のポーライン・ヘイガー氏は、金融危機の状況にあるギリシャ苦境の原因は、オスマン帝国にあると主張した。

ヘイガー氏は、ギリシャがオスマン帝国の支配下時代にあった頃を述べた本で、オスマン帝国を厳しく非難している。この本の紹介文で「トルコ人の支配者達は、ギリシャ人の村人達に「イスラムに改宗して税を免除されるか、或いは、(要求された)人頭税を支払って平和を得るか」という条件を突きつけた。今日のギリシャにおいても、徴税官達が、税金を正しい形式で支払ったと記載するのに手数料を得ている、といった様な悪評がある。汚職は現代ギリシャ全土に拡がっており、これはオスマン帝国時代の慣習が続いているのである」と述べられている。

■ ギリシャ政府、財政赤字のGDP比7%削減目標を設定

昨日、ギリシャ政府は2011年予算案において、財政赤字が国内総生産(GDP)比7%付近になると発表した。EUとIMFの合意においては、この割合は最小で7.6%に設定されていた。また、ギリシャ政府は、GDPの成長率を、2010年度はマイナス4%、2011年度にはマイナス2.6%になると予測している。

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( 翻訳者:濱田裕樹 )
( 記事ID:20319 )