イラン商工会議所の投資協会会長は、今年上半期〔西暦3月下旬から9月下旬〕までの海外からの対イラン投資が、前年同時期比で約30%増加したと発表した。
セイエド・ホセイン・サリーミー氏はIRNAとの会見で次のように述べた。「88年〔西暦2009/10年〕の同時期に比べて、今年上半期、外国資本家たちは対イラン進出を真剣に考える傾向にあり、〔イラン国内で計画されている〕さまざまな〔開発〕プロジェクトを実現させることへの熱意が彼らの間で高まっていることを示している。とはいえ、こうした投資の〔収益の面での?〕確実性については、まだ何とも言えない」。
同氏はまた、トルコが対イラン投資額で首位に立っているとした上で、「中国はイランでのプロジェクト実現へ向けて、幅広く交渉をおこなっている」と述べた。
サリーミー氏によると、タイと韓国が、対イラン投資額で〔トルコや中国に〕続いているという。
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( 翻訳者:水谷陣也 )
( 記事ID:20419 )