選挙後の混乱の容疑者64名に対する審理が終了:モフセニー=エジェイー「61人に禁錮19年半から6カ月」
2010年10月12日付 Jam-e Jam 紙
司法権のモフセニー=エジェイー報道官は、昨日のマスコミ各社の代表者らとの記者会見で、さまざまな質問に回答した。〔‥‥〕
記者を装い、〔姦通罪で投石刑による死刑判決を受けた〕サキーネ・モハマディー=アーシュティヤーニーの家族に何事かを吹き込もうと企てた外国人二名が逮捕された事件、そして選挙後の混乱をめぐって逮捕された容疑者61名に対して判決が言い渡されたことなどが、この記者会見で取り上げられた。
ゴラームホセイン・モフセニー=エジェイー報道官〔兼検事総長〕は、選挙後の混乱に関する司法権の捜査は続いていることを指摘した上で、次のように述べた。「この1ヶ月間で、64名に対して判決が下り、そのうち3名が無罪、残りの者には禁錮19年半から禁錮6ヶ月までの刑が言い渡された」。
同報道官はこれらの判決の詳細について、次のように述べた。「これらの被告のうちの一人には禁錮19年半、また別の一人には禁錮15年が言い渡された。しかし、残りの者に対する判決はこれよりも軽い」。
同氏はさらに、「また、被告のなかには禁錮刑の他に鞭打ち刑も宣告された者がいるが、そのうちの一部については、この鞭打ち刑を罰金刑に代替することも可能だ」と語った。
モフセニー=エジェイー報道官は、これらの人々がどこで、またどのようにして逮捕された者なのか〔‥‥〕、詳細について説明しなかったが、これらの被告に対する審理をもって、大統領選挙後の混乱で逮捕された容疑者たち全員の運命が確定し、一時拘留というかたちで投獄されている者はいなくなった模様だ。
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( 翻訳者:石井健介 )
( 記事ID:20455 )