ヨーロッパの極右政党は、ウィーンで行われた会議でトルコのEU加盟に共に反対していくことで一致した。
会議の議長を務めたオーストリア自由党(FPÖ)のハインツ・クリスティアン・シュトラーヒェ党首は、会議でEUが誤った決定をしないよう効果的な反対活動を協力して行っていくことで一致した、と述べた。
シュトラーヒェ党首は、「最初の計画は、トルコのEU加盟に関しEU全体で国民投票を実施することだ」と言った。
シュトラーヒェ党首は、昨年12月に施行されたリスボン条約によるとEU加盟国の国民100万人の署名により新たな法律の制定を求めることができると述べ、同条約ではEU加盟国の数が明確になっていないとした。
シュトラーヒェ党首はトルコのEUへの完全加盟(フルメンバーシップ)に反対していると述べ、「非ヨーロッパ国がEU加盟することでEUは最後を迎えるだろう」と続けた。
オーストリア自由党(FPÖ)が主催した会議にはイタリア北部同盟からフィオレッロ・プロヴェーラ議員、デンマーク国民党からモーテン・メッセルシュミット議員、ベルギーのフラームス・ベランフ党創設者のフィリプ・デウィンター議員とブルーノ・ヴァルケニス党首、スロヴァキア前国務長官で国民党員のアウグスト・ラング議員、スウェーデン民主党からケント・エケロトゥフ議員が参加したことが明らかになった。
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( 翻訳者:熊谷沙織 )
( 記事ID:20478 )